No.16歯医者さんの予約キャンセルしてから行きにくくなった方

東京都港区高村歯科医院 高村歯科医院の治療方針

歯医者さんの予約キャンセルしてから行きにくくなった方

皆さんは、歯医者さんの予約についてどう思われていますか?
正直なところ、何も考えたことがないという方も多いのでは?と思います。

当院のセカンドオピニオン相談にも、前の歯医者さんで予約キャンセルを複数回して通いづらくなったという理由で当院に来るようになったという患者さんも多数いらっしゃいます。

キャンセルする理由として、ただ単に予定が入ったからキャンセルしただけ!という方もいらっしゃるでしょう。
患者さんの中には本当に急な用事が入ってしまったという方や、何かと理由をつけて来れなくなった内容を細かく説明する方など同じキャンセルする患者さんの中でも本当に様々な方がいます。

普通の歯科医院であれば、患者さんの予約キャンセルに対し

「患者さんが自分でこの日のこの時間で大丈夫!って言ったんだからちゃんと守ってください」
とか、

「いい大人なんだから時間や約束はきちんと守ろうよ!」

と言われて通いにくくなった、足を運ぶのが重くなってしまったという方もいらっしゃるかもしれません。

まあこれはごくごく普通の対応でありよくある話ですね。

普通の歯科医院であればこの様に言われることも多いでしょう。

では、患者さんはなぜそのような行動になるのか?

これが一番の問題点です。

患者さんのキャンセルに対して「時間」や「約束」の説法を説いても患者さんは何にも変わりませんし、患者さんの心には一切響きません。

表面上は理解していても、深層心理に「痛い」「怖い」というのがあるので

「歯医者さんに行きたくない」「自ら用事を作る」「予約キャンセル」

こういった行動パターンになるのです。

例えば、
「遠足の前日に熱を出して遠足に行けなくなった」
「運動会の前日に怪我をした」
と言った話を聞いたことがあるでしょう。

心の何処かで「行きたくない」という自分がいて、
心の何処かで「運動会が嫌だ」という心理が働き、

偶然では無く必然になってしまうのです。
思ったことが現実に起きてしまうのです。
これが「負の心理の輪廻」です。

これを現実として理解して受け入れなければ行動まで繋がらないのです。
「だって私、過去に複雑骨折して〜」とか「行こうと思ったんですけと朝に高熱が出て〜」とか
、このような方は心の中で歯医者さんに行かない理由を作り現実化するのです。

詳しくは、下記の【深層心理1、負のスパイラル】の章をご参照ください。

治したくないから病気は必然的に起こる

本当に治したければ即座に行動に移すことでしょう。
それが何故行動に移行しないのかを考えてみました。

自分が病気で居続けることにより、人に心配してもらえたり構ってもらえたりする

という患者さんが意外に多いのです。

寂しがりやの方
結婚生活が上手くいっていない方
会話をしない方・共通の会話がない方

このような方に多く、「病気だと旦那が優しい」とかいう患者さんもいらっしゃいます。
このように、「病気であると人が優しくしてくれる」とか、だったらずっと病気でいれば旦那さんが優しくしてくれるのでは?という心理が働きます。

このような行動や考え方は『依存体質』への入り口でもあるのです。

つまりは病気と怪我は必然的に起こっていると言われており、偶然で起こるものではありません。

根本治療と対症療法

世の中のほとんどの歯医者さんは、「来た方だけ治療する」という目の前の事だけに重点を置いています。

歯医者さんのほとんどが「対症療法」といって、痛みなど症状が出ているものに対して処置を行うので根本的には治っていません。

高村歯科医院の考え方は違います。

ではその違いを簡単にご説明します

【重要】人は本当に困らないと行動しない

要は、「足を運びたくない」という患者さんの深層心理に対して歯科医師が重点を置いて考えなければ患者さんは同じ事を繰り返すだけなんです。

治療や処置は全国何処の歯科医院でも行っていますが、高村歯科医院は患者さんの根本心理からきちんと考えなければならないと考えているのです。

でなければその患者さんはまた予約をし、キャンセルする。
そうなるとまたその歯科医院に足を運びにくくなる。
違う歯医者さんを探す。

その繰り返しになってしまいます。

根本が変わらなければどの歯科医院に行っても同じ事を繰り返す確率が高いのです。

もちろん他でキャンセルを重ねて通いにくくなった訳ですからそのままでは当院でも前と同じように予約キャンセルになってしまいますからね。

当院には比較的、口腔内が重度の症状の方の来院が多いです。

私、高村から見れば「本当に困った状況」なのですが、患者さんはそうは思っていないのです。
とりあえず「噛める」し「歯はある」し・・・

実際にあったケース

以前にこのような患者さんがいらっしゃいました。

・前歯のインプラントの裏側が気になる(それ以外にもダメな箇所がある)
・パニック障害
・骨粗鬆症などの薬を飲んでいる
・圧迫骨折をした
・喫煙者で骨造成が上手くいかなかった事がある
・前歯の骨造成が
・食生活が不規則で最近改善し始めた

という方で、電話で問い合わせがあり当院に予約をされました。

話を聞いて予約は取ったものの、「多分この方は来ないだろう」と思ったら、案の定当日にキャンセルの電話が来ました。

要するに、予約と行動が直結していないのです。

人間の行動は原則的にAIDOMAの法則

人間の行動はAIDMA(アイドマ)の法則で成り立っています。一般的に「消費(購買)行動」と言われているものですが、医療機関に足を運ぶ心理も変わりません。

Attention(注意を引く)
Interest(関心を持つ)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)

病んでいる患者さんは最後のAction(行動)が深層心理によって欠落しているのです。

予約をキャンセルするのは構わないのですが、私から見て口腔内が本当に困った状況ですぐにでも治療をした方がいいと思っている患者さんが、またこのような行動をした時は本当に胸が痛みます。

港区虎ノ門の高村歯科医院では、他の歯科医院で治療をされた方の転院受入や、セカンドオピニオン、精神的に不安を抱えているという方の歯科治療など、年間で多くの患者さんが相談に来られます。

通い続けているけどなかなか症状が改善しない方など、良くなることをしなければ治ることはありません。

根本的に解決したい!
何故そうなるのか原因を追求したい!
現状から脱却したい!

という方はいつでも当院にご相談ください。

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